相続放棄 / 相続土地国庫帰属制度
北海道・札幌の相続放棄・国庫帰属制度
断る・手放す、その方法を整理しましょう
借金を押しつけられそう、誰も管理できない山林がある——
北海道では、こうした「困った相続」が珍しくありません。
断る・手放す、その方法を一緒に整理しましょう。
「断る」と「手放す」——2つの方法の違い
「相続したくない」という悩みには大きく2つのパターンがあります。どちらの手続きが向いているかは、状況によって異なります。
借金・保証債務など負の財産が多い場合。プラスの財産もまとめて放棄することになります。
原則3ヶ月以内に申立借金はないが管理できない土地だけ手放したい場合。他の財産は引き続き相続できます。
相続後いつでも申請可能相続放棄とは
相続放棄は、相続を知った日から原則3ヶ月以内に家庭裁判所へ申述しなければなりません。この期限を過ぎると、原則として相続を承認したとみなされます。
ただし、財産調査に時間がかかる場合は申述期間の伸長を申立てることができます。また、やむを得ない事情がある場合は3ヶ月経過後でも認められることがあります。まずはご相談ください。
| 内容 | 報酬額(税込) |
|---|---|
| 申述書作成・提出代行(1名) | 44,000円 |
| 2名目以降(1名ごと) | + 22,000円 |
| 3ヶ月経過後の申立(1名ごと加算) | + 16,500円 |
| 申述期間伸長申立 | 22,000円 |
相続土地国庫帰属制度とは
2023年4月にスタートした比較的新しい制度です。相続した土地を国(法務大臣)に引き取ってもらうことができます。北海道の農地・山林・原野など、管理が難しい土地を持て余している方に活用されています。
- 更地・空き地
- 農地(耕作放棄地含む)
- 山林・原野
- 境界が明確な土地
- 担保権のない土地
- 建物が建っている土地
- 担保権・使用収益権がある土地
- 境界が不明な土地
- 土壌汚染がある土地
- 他人が使用・占有している土地
よくある相談事例
💡 タップ(クリック)すると詳細をご覧いただけます
① 疎遠だった父に多額の借金——督促状が届いて初めて気づいた
長年連絡を取っていなかった父が亡くなり、数ヶ月後に消費者金融からの督促状が届いた。財産はほとんどなく、借金だけが残っている状況。すでに1ヶ月以上経過しており、期限が迫っていた。
当事務所の対応
まず信用情報の開示請求で負債の全容を調査。残り期間が少なかったため、迅速に申述書類を作成し、3ヶ月以内に相続放棄を完了しました。また次順位の相続人(兄弟)にも状況を説明し、連鎖的な対応をサポートしました。
② 相続を知ってから3ヶ月以上経過——期限後の相続放棄
父が亡くなったことは知っていたが、まさか借金があるとは思っておらず、3ヶ月以上放置していた。その後、債権者から連絡があり慌てて相談にいらっしゃいました。
当事務所の対応
「借金の存在を知らなかった」という事情が認められる可能性があるケースでした。上申書を添えた申述書類を丁寧に作成し、期限後ではありましたが家庭裁判所に受理していただくことができました。
③ 道北の山林・原野——固定資産税だけ払い続けるのが限界
祖父から引き継いだ道北の山林と原野。誰も使っておらず、固定資産税だけが毎年かかる。売却も難しく、このまま子どもに残したくないというご相談。
当事務所の対応
現地の状況と登記内容を確認し、国庫帰属制度の申請要件を満たすことを確認。境界確認書類の整備から申請書類の作成まで代行し、法務局への申請をサポートしました。
④ 借金もあり土地もある——両方の手続きを同時に
亡くなった母の財産を調べると、わずかな預貯金と農地、そして消費者金融への負債があった。農地は引き継ぎたくないが、全部放棄するのも悩ましいとのご相談。
当事務所の対応
財産全体を整理した結果、相続放棄を選択することが最善と判断。放棄後に次順位の相続人全員も放棄することで、最終的に全員が負債から解放されました。農地については、相続放棄後は国庫帰属制度が使えないこと(相続していないため)も事前に丁寧にご説明しました。
よくあるご質問
相続を受けるべきか、放棄すべきか
まず、一緒に整理しましょう
「何が正解かわからない」という方が、一番多いご相談です。
初回相談は無料。話すだけでも、次の一手が見えてきます。
📞 お電話受付:10:00〜18:00(土日祝も可)
LINE・メールは24時間受付中